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そらぷろ通信 2022/06

そらぷろ通信2022/06/1掲載
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もくじ

ご挨拶

 

代表取締役社長

 

 

 

みなさまこんにちは。

 

6月は水無月ともいいますが、梅雨の時期なのに水が無い月というのは何とも不思議ですよね。

 

国立国会図書館のHPによると、水無月の「無」は「の」を意味していて実際には「水の月」という意味になり、今まで水の無かった田んぼに水を引く月ということで「水張月(みずはりづき)」とも呼ばれていたということです。

 

 

他には酷暑に耐えて涼しい風を待つという意味の「風待月(かぜまちづき)」や

夕暮れの涼しさを表現した「涼暮月(すずくれづき)」

蝉の羽のような薄い衣を着る月ということで「蝉羽月(せみのはづき)」との呼び名もあります。

季節の移ろいを美しい言葉で表し生活に取り込む、古来の優雅で繊細な日本人の感性には本当に畏れ入ります。

また6月は1年の中で唯一祝日の無い月ですね。

祝日もなく雨が多いこの月はなんだかネガティブにとらえてしまいがちですが、行事に振り回されずマイペースで過ごせる月でもあります。

休日が雨ならば、読書や映画鑑賞などゆったりとした時間を持つことでご自身の豊かな感性を呼び戻してはいかがでしょう。

 

そして6月30日は1年の折り返し地点です。

この日、全国の神社では「夏越の祓い」という神事が行われ、これまでの半年分の穢れを祓い清めて残りの半年の無病息災を祈ります。

出雲大社では、毎年6月30日の午後4時より拝殿においてこの夏を元気で迎える「大祓式」が執り行われています。

もしかしたらコロナ禍の影響で参列は叶わないかもしれませんが、この機会に知らず知らずに起こしてしまった罪穢れをリセットして残りの半年も心身ともに健やかにお過ごしください。

 

新しいスタッフのご紹介

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お親父の弁当

 

小学1年生の秋に、母親が男を作って家を出て行き、俺は親父の飯で育てられた。

当時は親父の下手な料理が嫌で堪らず、また母親が突然居なくなった寂しさも相まって、

俺は飯の度に癇癪を起こして大泣きしたり喚いたりした。

そして酷い時には、焦げた卵焼きを親父に投げ付けたりする事もあった。

 

翌年、小学2年生の春にあった遠足の弁当も、やはり親父の手作り。

俺は嫌で堪らず一口も食べずに少しずつ分けてもらったおかずと持っていたお菓子のみで腹を

満たした。弁当の中身は道に捨ててしまった。

 

家に帰って空の弁当箱を親父に渡すと、親父は俺が全部食べたのだと思い、

涙目になりながら俺の頭をぐりぐりと撫で、

「全部食ったか、えらいな!ありがとなあ!」と、本当に嬉しそうな声と表情で言った。

俺は本当の事なんてとても言えなかった。

 

でも、その後の家庭訪問の時に、担任の先生が俺が遠足で弁当を捨てていた事を親父に言った。

親父は相当なショックを受け、

でも先生が帰った後も俺に対して怒鳴ったりはせずにただ項垂れていた。

流石に罪悪感を覚えた俺は、気まずさもあってその夜、早々と布団に潜り込んだ。

でもなかなか眠れず、やはり親父に謝ろうと思い、親父の所へ戻ろうとした。

 

流しの電気が点いていたので、皿でも洗っているのかなと思い覗いたら、

親父がボロボロになった料理の本と、遠足の時に持って行った弁当箱を見ながら泣いていた。

 

俺はその時、ようやく自分がとんでもない事をしたのだという事を自覚した。

でも初めて見る、泣いている親父の姿にびびってしまい、

謝ろうにもなかなか踏み出せない。

結局、俺はまた布団へ戻り、それで心の中で親父に何度も謝りながら泣いた。

 

翌朝、弁当の事や今までの事を謝った俺の頭を、親父はまたぐりぐりと撫でてくれて、

俺はそれ以来、親父の作った飯を残す事は無くなった。

 

親父は去年死んだ。

病院で息を引き取る間際、悲しいのと寂しいのとで、頭が混乱しつつ涙と鼻水を流しながら、

「色々ありがとな、飯もありがとな、

            卵焼きありがとな、ほうれん草のアレとか、すげえ美味かった」

と言った俺に対し、親父はもう声も出せない状態だったものの、微かに笑いつつ頷いてくれた。

 

弁当の事とか色々、思い出す度に切なくて、申し訳なくて泣きたくなる。

 

古事記 天孫煌臨編

日本人には自然の木や石、水、あらゆるものに神様が宿るという考えがあります。
そして目の前の現象だけに振り回されず、自分の良心に従い真心を尽くす生き方が自然に受け継がれています。
祖先から受け継いだ宗教を超えた「おてんとうさまがみているよ」という子供でも分かる教え、それは『古事記』の神々から学んだものでした。
日本で一番古く、国家が編纂した公的な歴史書を個人の表現でお伝えしています。
至らない点はどうかご容赦の程、宜しくお願い致します。

 

《新生児の虐待か?!

国譲りが無事終了したっていう知らせを受けて

アマテラスは早速オシホミミノミコトを呼びだしたの。

オシホミミって、天の安の河でアマテラスとスサノオが『うけひ』したときに産まれたアマテラスの長男なんだけど・・・

ほら、そらぷろ通信第69号でアマテラスが

『中つ国は私の息子が治めるべきよ』と

いきなりカミングアウトしちゃったもんだから

中つ国を治めるために出掛けてはみたものの

天の浮橋から見た中つ国があんまり騒々しくて、

ビビッて引き返したあのオシホミミよ。

 

嫌な勘っていうのは妙にあたるもので

『今すぐ中つ国に行って治めてきなさい』

オシホミミ、アマテラス母さんに

また言われちゃった。ヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ

 

そもそもアマテラスはオシホミミに中つ国を治めさせるって決めてたんだし

それなのに騒々しいってだけで

引き返してきちゃってさ。

 

やっぱりあの事忘れてなかったんだ・・・(╥ω╥`)

 

・・・やっぱり・・・(╥ω╥`)

 

仕方なくオシホミミが旅立ちの準備していたら

そんな時、

奥さんとの間に二柱の子供が生まれたの

そこでオシホミミったら名案が閃いちゃったのね。

 

なんと生まれたばっかの赤ん坊を自分の代わりに中つ国に生かせるという名案・・・(⦿_⦿)

相手は新生児よ。

どんだけ行きたくないわけ?

 

アマテラスにそのことを提案すると

アマテラスも

『それはいい考えね、さすが私の息子ね。』って

そこ、褒めるところ?

てか、アマテラスは婆ちゃんだろ

生まれたばっかの孫に何てことさせるんだ。( ̄◇ ̄;)

 

そんなこんなで

赤ん坊の邇邇芸命(ににぎのみこと)が、

お布団にくるまれて天降ることに決定しちゃったの。

 

天孫降臨って威風堂々をしたすごい恰好した団体がやってきたイメージなんだけど

ふわふわのお布団が下りてきたわけ?

なんかイメージちがうんだけどさー。(゜Д゜)

 

で、そのお布団ってのが

『真床覆衾(まとこおうふすま)』って言って

これを持ってたり、座ったり、包まれたりしてる人は、すごい人っていうか、皇族の印ってことで

いまも大嘗祭ではこれを使った神事が行われているんだって。

 

ニニギノミコトの正式な名前は

アメニギシクニニギシアマツヒコヒコホノニニギノミコトって言ってめちゃくちゃ長い名前なんだけど

 

太陽の恵みを受けて稲穂がにぎにぎしく豊かに実るという意味で

名は体を表すっていうように

天孫族によって食が充実した農業中心の国にしようっていう目的がきちんとあらわされているわよね。

 

さあこれから本格的な

天孫降臨のストーリーが始まるわよ。

 

この続きは次回にね。

きじこでした~~(⌒∇⌒)ノ””マタネー!!

 

 

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