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そらぷろ通信 2022/05

そらぷろ通信2022/05/1掲載
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もくじ

ご挨拶

 

代表取締役社長

みなさまこんにちは。
春も本番の5月になると町には緑が溢れ、晴れやかな気分になりますね。今年のゴールデンウィークは10連休という会社もあるとかでなんともうらやましい限りです。

今年もコロナの影響で手放しで外出できるような状態ではないかもしれませんが出勤、業務、帰宅という日常のルーティンが短期間止まるだけでも世界は新鮮な表情を見せてくれるものです。

 

5月と言えば空に舞う鯉のぼりを連想しますが、近年は鯉のぼりを立てられる家も珍しくなりました。

鯉のぼりは「愛する我が子が、鯉のように強く立派に出世していきますように」という親の願いというのが一般的ですが、元々は農耕儀礼の雨乞いから来ているようです。

 

田植えをした後で豪雨や日照りが続いてお米が不作とならないように鯉が泳いでいる姿を模した「幟」を立てて「今から田植えを始めますので、神様応援してください」と願ったわけです。

お米が無事収穫できるかどうかは、人々にとっては死活問題ですから、農家の人たちにとって、鯉のぼりは神様が宿られるヨリシロと考えられていたんですね。

 

海外からの輸入にそのほとんどを頼っているにも関わらず、お金さえあれば、お店に行けば食べ物を手に入れることが出来ると安心しきっている現代の私たちですが、食べ物は自然から与えられるもので、調理は自らするものであるという基本の基本を忘れてはいけないと、鯉のぼりを見上げて改めて感じました。

見よう見まねで家庭菜園を始めましたが、農家の方々が作られる作物には程遠く、なかなか思うような収穫には至りません。

 

今年も豊作で、おいしいお米が頂けますように、農家の皆様宜しくお願いいたします。(完全に他力本願ですが・・・)

 

しょうぶ・あやめ・かきつばた見分け方

【菖蒲】

花びらの付け根が黄色。

葉に艶があり、香りが強い。5~7月開花

【あやめ】

花びらの付け根が網目状。開花は5月上旬

【かきつばた】

花びらの根本に白い筋。

湿地に群生。

5月中旬開花

 

 

柏餅が柏の葉っぱでなければいけないワケ


柏の葉っぱは新芽が出るまで

古い葉が落ちない特徴があります。

芽がしっかりと出てくるまでは、

つまり人間として一人立ち出来るまでは、

お母さん、お父さんが

我が子を包み守って

しっかりと子どもを育てるという教訓と

家系が途絶えないことの縁起を担いで

白いお団子を

柏の葉で挟んで食べられるようになりました。

 

 

おふくろの味・・・【お弁当】

あの小さな箱の中には沢山のたいせつなものが詰められていますよね。皆さんはどんな思い出がありますか?

【ナス炒め弁当】

母親の得意なおかずがナスを炒めてあんかけにしたヤツだったんだけど、

確かに美味しいんだけど弁当のおかずにされるのは恥ずかしくて嫌だったんだ。

見た目がどうもね、良くなくてさ。でも嫌だとは言えず週に3・4回は食べてた。

成人して間もないころに母が死に、

まだその死の実感が湧かないうちに上京して

食費浮かそうと思って弁当生活始めたんだけど

どうしてもあのナスが食べたくてさ、

アレがないと物足りないんだよね。

でも作れないんだよね、おんなじように。

そん時ふと「あ、おかんに訊いたらええやん」

と思ったんだ。で、やっと実感したんだよね、

母はもういないんだ、訊けないんだ、って事。

味の違うナスを弁当に詰めながら

顔パンパンに腫れるまで泣いた。

仕事の昼休み、食べるときにもまた泣いてしまって他の人を困らせた。

上京して10年、ようやく母の味に近づいてきたけど

弁当のおかずにはその日以来一度もしてない。

弁当にナス炒めは私にとっては切ないメニューだから。

 

【高校以来の弁当】

実家近くで朝早くから仕事があったので

昨夜しばらくぶりで生家を訪れた。

半分雪に埋もれてた。

そういえば年末も友人と遊びに行ってて帰ってなかった。

今朝起きたら茶の間の卓に弁当が置いてあった。

母ちゃんは台所で目玉焼きを焼いてた。

早朝出発だったので

「朝飯イラね」と言ってたんだけど、

弁当まで作って貰ってた。

高校以来の母ちゃんの弁当だ。

もう俺ボロボロ泣いちゃって朝飯なんか照れくさくて食えなくなって「時間無いから、いかねえと」と弁当持って家を出てしまった。

ごめんな母ちゃん、週末は雪かきに帰るから、

待ってでけろ。

 

【オムライス弁当】

うちは親父が幼稚園くらいの頃に癌で死んで母親が働き始めた。

母は毎日毎日夜遅くまで働いていたから朝は仕事行くまでぐっすり寝てた。

だから中学校の時の弁当はいつも祖母が作ってた。・・・周りとは違うんだ、弁当。

祖母の料理は美味しいんだけど他の子の弁当と比べたら古臭いっつーか。

ある日友達が小さいオムライスを作ってもらってて羨ましくなったから、

祖母にオムライスを作ってくれと頼んだ。

でも祖母はオムライスというものがよく分からんと言い出した。

俺は親父が死んで家族のみんなが死人みたいになったのを見た時から、

絶対家族に迷惑とかかけちゃいけない、何事にも文句は付けないって決めてた。

でも何かが吹っ切れた。今まで溜まってた何かが吹っ切れた。

だから祖母に文句を言った。オムライスくらい作れって。

なんで母親は俺の親なのに弁当作らないのかって叫んだ。

そしたら祖母は大泣きし始めた。ごめんね、ごめんねって謝り続けた。

祖母が大泣きしたのは親父が死んだ日以来だった。

その後、家にあった料理の本全部出してオムライス作り始めた。

次の日の弁当には、2段弁当とは別の入れ物に、でっかいオムライスが入ってた。

すっげー美味いんだそれが。初めて作ったとは思えないくらい。

その祖母はちょうど2年前くらいに膵臓の病気で死んだんだけど、死ぬ数か月前に母に言ったらしい。

俺に定期的にオムライスを作ってやってくれって。

もうそれ聞いた瞬間どうしようかと思ったよ。涙がとまらんかった。

だからここで言う。お婆ちゃん、ほんと美味かったよ。オムライス。

 

古事記 国譲り編

古事記 国譲り編

日本人には自然の木や石、水、あらゆるものに神様が宿るという考えがあります。
そして目の前の現象だけに振り回されず、自分の良心に従い真心を尽くす生き方が自然に受け継がれています。
祖先から受け継いだ宗教を超えた「おてんとうさまがみているよ」という子供でも分かる教え、それは『古事記』の神々から学んだものでした。
日本で一番古く、国家が編纂した公的な歴史書を個人の表現でお伝えしています。
至らない点はどうかご容赦の程、宜しくお願い致します。

 

《今でいうM&Aってやつ

大国主の偉いところは

巨大神殿を作って貰って安心したわけでなくて

ちゃんと引継ぎをしてたってことね。

 

国譲りに当たって大国主に仕えていた

八百万の神々を天孫族に再雇用するように段取りしたの。

(⌒艸⌒)

 

今でいう

「存続と発展」を前提として企業が合併する

M&Aってヤツかな。

 

最近、企業の後継者がいなかったり、

凄い技術を持っていても

資金不足で継承が難しい会社が

資金力のある企業に将来を任せることで

お互いウィンウィン(win-win)の関係で

事業を存続させる企業合併(M&A)

が流行って(?)いるんだけど

大国主の国譲りもそんな感じ。

 

大きい企業に飲み込まれて、

元の社員さんたちが

肩身の狭い思いをしないように

元の社員さんも

自分たちの仕事に誇りを持って働けるように

合併した後も

心から安心できる関係性を

ちゃんと段取りして身を引いた大国主って

どこまでもやさしくて

思慮深い

本物のリーダーよね。

 

 

大国主が開催した天の宴は

海底から持ってきた土で作った食器に

沢山のおさかなが盛られたの。

海藻の茎から臼と杵を作って、

その臼と杵をすり合わせて起こした神聖な火は

高天原の

神産巣日御祖神の神殿から

煤が垂れ下がるまで燃え続けて

そして地面は地底の岩盤を焼き固めるほどで

高天原と中つ国が炎によっても強い絆で結ばれたのね

そしてなが~いしめ縄で結界を張って

天孫族も安心して暮らせる場所を作ったの。

 

だから天孫族もそれをちゃんとわかっているから

大国主の子孫や文化を大切にして

伝統や習慣もちゃんと伝えていったのね。

“\( ̄^ ̄)゙ハイ!!

 

タケミカズチだって

大国主だけに任せたんじゃなくて

ちゃんと中つ国における

天孫の受け入れ態勢を整えたんだし

後からくる後輩たちが困らないように

先の事まで考えて

与えられた仕事以上の仕事を仕上げる

日本人の仕事に対する姿勢が

このころからちゃんと確立されていたのね

やっつけ仕事なんてとんでもない(´∀`*)

国譲りが無事に終わったことを喜んだアマテラス。

アマテラス率いる天孫族がやって来る訳なんだけど

なれない中つ国で何をやらかすやら・・・・

この続きは次回にね。

 

きじこでした~(⌒∇⌒)ノ””マタネー!!

 

 

太陽光発電の売電単価の推移

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