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そらぷろ通信 2025/08 夏号

そらぷろ通信2025/08/9掲載


もくじ

ご挨拶

代表取締役社長 こんにちは!いつもあたたかい応援、本当にありがとうございます。

 

夏の陽ざしが元気いっぱい降りそそぐ季節、皆さまいかがお過ごしでしょうか?


 8月といえば、「葉月(はづき)」という呼び名もありますが、これは昔、木の葉が落ち始める月と考えられていたことに由来しているそうです。

 

とはいえ、今の日本ではまさに真夏!葉が落ちるどころか、木も人も「暑いよ〜」と言っているような日々ですね(笑)

 

 

 さて、長らくご愛読いただいてまいりました「そらぷろ通信」ですが、この8月号をもちまして、紙でのご案内は一区切りとさせていただくことになりました。

 

これまで手に取って読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。

 

おかげさまで、たくさんの方に支えていただきながら続けてこられたこと、心より感謝しております。

 

 そしてこれからは、よりタイムリーに、より身近に情報をお届けすべく、SNS(InstagramやLINEなど)での発信へとバトンタッチしてまいります📱✨

 

 これまでの紙面と変わらず、季節の話題やちょっとした雑学、暮らしに役立つ豆知識など、読んで「へぇ〜」と思っていただけるような、そして「なんだかホッとするな」と感じていただけるような、そんなコンテンツをお届けしてまいります。

 

 SNSならではの気軽さやリアルタイムなつながりも大切にしながら、皆さまとコミュニケーションを楽しんでいけたらと思っていますので、ぜひ、フォローやお友達登録などで引き続きお付き合いいただけますようお願いいたします。

 

 これからも、皆さまの暮らしにそっと寄り添えるよう、スタッフ一同、心を込めて発信してまいります。


 まだまだ暑い日が続きますが、水分補給と休息をしっかりとって、どうか健やかにお過ごしください。

 

 

それでは、紙面でのご挨拶は今回が最後になりますが……またSNSの世界で、皆さまとお会いできるのを楽しみにしております!

 

ソーラープロジェクトの夏休み

誠に勝手ながら下記の期間をお盆休みとさせて頂きます。

 

ご迷惑をお掛けしますが何卒宜しくお願い申し上げます。

 

緊急の場合は 

 

☎0120-830-352までお願いします。

 

8月12日(火)~8月17日(日)

 

 

備えあれば安心の毎日

何もない今こそ防災を見直すチャンスです。

災害は、ある日突然やってきます。


ニュースの中の出来事が、ある朝、自分の暮らしのすぐそばに迫ってくるかもしれません。

 

だからこそ、まだ何も起きていない“今”が、備えるチャンス。

 

食料や水、灯り、連絡手段、そして心の準備を。

 

「これがあれば安心」と思える備えがあるだけで、不安なときの支えになります。

 

今年の夏、防災をほんの少し“自分ごと”にしてみませんか?

 

そらぷろ通信をご覧いただいていた皆さまへ

そらぷろ通信LINE

 

古事記

日本人には自然の木や石、水、あらゆるものに神様が宿るという考えがあります。
そして目の前の現象だけに振り回されず、自分の良心に従い真心を尽くす生き方が自然に受け継がれています。
祖先から受け継いだ宗教を超えた「おてんとうさまがみているよ」という子供でも分かる教え、それは『古事記』の神々から学んだものでした。
日本で一番古く、国家が編纂した公的な歴史書を個人の表現でお伝えしています。
至らない点はどうかご容赦の程、宜しくお願い致します。

 

《恋とウソとムシロの話

 景行天皇ってね、あの垂仁天皇と比婆須比売命(ひばすひめ)との間に生まれた皇子で、奈良の桜井・穴師ってところで国を治めてたの。

 

 ある日、美濃の国から届いた噂――

 

「美濃の国の大根王(おおねのみこ)には、兄比売(えひめ)と弟比売(おとひめ)というとんでもない絶世の娘がいるらしい!」ってね。

 

 それを聞いた景行天皇は

 

「これはぜひこの目で見てみたい!」って、ちょっとウキウキしながら息子の大碓命(おおうすのみこと)に呼び寄せるようおつかいに行かせたの。

 

 ところがどっこい、その大碓命……

 

姉妹をひと目見た瞬間、心臓ズッキュン💘

 

理性、ぶっとんじゃった。

 

まるで花の精みたいに美しい姉妹にまさかの一目惚れ! で、そのまま姉妹を自分の妻にしてしまったの😱

 

  しかも、天皇には別の“似てるけど本物じゃない”美人を差し出すという謎ムーブ!

 

それ、絶対大丈夫なヤツじゃないよね💦

 

 でも、景行天皇は「……この娘たち、なーんか違うよね」って、見抜いたんだけど
それでも怒らず、何もせず、静かにふたりを見て、そっと一人で寝ちゃったの。

 

 残されたふたり……シーン……って空気。

 

気まずいわ、居心地悪いわで、しょんぼり帰ったとか帰らなかったとか。

 

 で、本物の姉妹・エヒメとオトヒメはその後、大碓命の子を産むのね。

 

 エヒメは「押黒之兄日子王(おしくろのえひこのみこ)」を、オトヒメは「押黒弟日子王(おしくろのおとひこのみこ)」を出産。

 

 だけど大碓命はウソをついたことに耐えきれなくなって、朝の儀式にも顔を出さなくなって引きこもっちゃったの。

 

 困った景行天皇は

 

「こりゃダメだ、小碓王(おうす)よ、兄ちゃんに“朝ごはんにはちゃんと来なさい”って伝えてきなさい」って命じたのね。

 

そのころの小碓王はまだ少年、髪を額に結んだあどけなさが残る少年だったの。

 

 だけど5日経っても兄は来ない。

 

景行天皇が問いただすと、小碓王は、まるで読み聞かせの返事みたいにこう言ったの。

 

「はい、伝えました。朝、兄上がトイレに入ったところを待ち伏せして、捕まえて、手足を引きちぎって、バラバラにして、ムシロに包んで、捨てました」

 

……なに言ってんの⁉︎😱
伝えたっていうか、完全に始末してるやん‼︎

 

景行天皇もその場で固まって……目が点、口ぽかん。まるで時が止まったみたいになっちゃった。
「こ、こいつ……ヤバすぎる……」

 

 それからよ、景行天皇は恐れを抱き、小碓王を都から遠ざけようと決めて命じたの。

 

「よし、西の熊曽建(くまそたける)兄弟を討ってこい」ってね。

 

 そこ、めっちゃ手強い反逆者よ!少年には過酷すぎるミッションでしょ!

 

 しかも、武器も何も持たせてくれなかったもんだから小碓王は頼るように、叔母の倭比売命(やまとひめ)のもとへ行って、そこで女性の装束と剣を分けてもらって――ついに旅立ったわ。

 

 そう、これが彼の運命の扉を開いた一歩。
 この少年こそ、後に「ヤマトタケル」と呼ばれる伝説の英雄になるの……!🔥

 

はぁぁぁ……すごいお話だったでしょ〜〜‼︎

 

恋とウソとムシロのお話、そして兄弟の運命……

 

きじこ、語りながらドキドキが止まらなかったわ。

 

この続きはまた次回にね

 

きじこでした~~(⌒∇⌒)ノ””マタネー!!~~~🌸✨

 

夏の記憶と暮らしの知恵

風物詩に見る日本の歴史と文化 

🎆1. 花火大会が“浴衣の日”になったのは江戸時代から

  江戸時代、庶民の夏の楽しみだった「両国の川開き」(現在の隅田川花火大会)では、涼を感じるために浴衣姿で出かけるのが粋とされました。こうして「花火=浴衣」の文化が広まったのです。

 

🐚2. 蚊取り線香の“ぐるぐる”は実は日本人の発明

  明治時代に金鳥(大日本除虫菊)の創業者が、より長く燃やす工夫として渦巻き型の蚊取り線香を発明しました。

  長時間じっくり燃えるこの形は、今や世界中で使われています。

 

🍧3. かき氷の“ブルーハワイ”、味は何味?

  ブルーハワイは「これ!」と決まった味がなく、ラムネ風味やレモン風味に近いと言われています。

  ですが、その鮮やかな青色のインパクトで夏の定番として人気を集めています。

 

🦀4. お盆の「キュウリの馬とナスの牛」は何のため?

  ご先祖さまが馬に乗って早く帰って来られ、牛に乗ってゆっくり帰られるよう願いを込めたお供え物です。

  地域によっては馬と牛の位置が逆だったり、人参で馬を作ることもあります。

 

🌻5. 向日葵(ひまわり)は太陽を向かない⁉︎

  若いひまわりは太陽の動きに合わせて首を動かしますが、成長すると東を向いたまま動かなくなります。

  畑でみんなが同じ方向を向いているのは、自然がつくる美しい団体行動なのです。

 

🍜6. 冷やし中華は意外と新しい!?

  夏の定番「冷やし中華」は昭和初期、仙台の中華料理店で考案されました。

  暑い季節でも食べやすい中華料理として広まり、東京では「冷やし中華始めました」の貼り紙も夏の風物詩になっています。

 

🧊7. 打ち水で本当に涼しくなるの?

  朝夕の涼しい時間に地面に水をまくと、水の蒸発時に地面の熱を奪い気温を下げます(気化熱の効果)。

  特に土や石の地面で効果的な、日本のエコな知恵です。

 

🪦8. 盆踊りは「供養」と「娯楽」のハイブリッド⁉︎

  ご先祖さまの霊を慰める行事として始まりましたが、江戸時代以降は庶民の楽しみとして発展し、踊りや屋台のある夏祭りに。 

 宗教行事と地域文化が融合した日本ならではの風習です。

 

🦋9. セミの鳴き声は「命の合図」

  夏の暑い日に聞こえるセミの鳴き声は、オスが「ここにいるよ!彼女募集中だよ!」とアピールしている証拠。

  種類によって鳴き方もリズムも違い、一日中「セミフェス」が開催されています。

 

🎐10. 風鈴の音色で「暑さが和らぐ」科学的理由

  風鈴の涼しげな音色は、その周波数が人間の右脳に届きリラックス効果をもたらします。

  これにより体感温度が下がるため、暑い夏に風鈴の音は特に心地よく感じられます。昔から日本の夏の風物詩として愛されてきたのも納得です。

 

日本の夏には、歴史と暮らしの知恵が詰まったさまざまな風物詩があります。
暑さが続く毎日ですが、どうぞご自愛いただき、残りの夏も元気にお過ごしください。
残暑お見舞い申し上げます。

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