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そらぷろ通信 2021/12

そらぷろ通信2021/11/29掲載
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もくじ

ご挨拶

代表取締役社長

皆さまこんにちは。
月並みですが今年のカレンダーがあと一枚となりました。
コロナで始まった今年でしたが治まりが感じられ出雲大社の参道もにぎわってきました。
このあたりでパーッと忘年会!といきたいところですが、全国的には慎重派の企業さんが多いようです。

年末に向かって体調には気をつけていきたいものですが、「風邪に気を付けて」と言われたら「暖かくして寝る」とか「ビタミンCを摂る」とかを思い浮かばれる方が多いかもしれません。
確かにスーパーなどで見かけるのど飴や飲み物に「ビタミンCmg配合!」とアピールされていたら体に良さそうと、つい手が伸びたりしますね。
でも実は・・・

医療関係のデータ統計を分析しているイギリスのコクランという団体がビタミンCにまつわるあらゆる論文を調査した結果、一般の人がビタミンCを毎日摂取しても風邪にかかる確率には影響が出ないという結果が出ています。
ではなぜ「ビタミンCは風邪予防に良い」というイメージがここまで世間に馴染んでいるのでしょうか?
実はその背景は、ノーベル賞を2回受賞したライナス・ポーリングという化学者が自己の書籍「ビタミンCと風邪」など多くの本や論文を通じて、大量のビタミンCが放射線障害やがんストレスなどさまざまな問題に効くと主張しました。
実際には、そのような効果はなかったのですが、ノーベル賞受賞者の熱心な呼びかけには大きな影響力があったようです。
このイメージが浸透した結果、今でも日本人は必要量の数倍のビタミンCを毎日摂っているとも言われています。
それほどの効果はないとされているにも関わらず、、、

情報はどこから来たのかで影響力も変わってきますがコロナ禍においても陽性者数、感染者数、ワクチンのアレコレなど沢山の情報がある中でその一つ一つをどう考えればよいのか迷うこともありました。
平安時代の一生分の情報を一日で触れ自分でも発信できる現代においては情報を見極めるしっかりとした自己を持つことがこれからますます大切になってくると思います。

そらぷろ通信も地味ではありますが皆さまのお役に立てれる情報をこれからも発信してまいります。
令和4年も変わらずよろしくお願い申し上げます。

目を覚ました時に全ての電気がストップしていたら?映画『サバイバルファミリー』から考える人の本音

CGなし、オールロケで撮影された同作品。だからこそ、恐怖感、喪失感、切迫感といった人間のリアルな感情がむき出しに表現されています。

毎日アタリマエのように空気を吸いながら生きている私たちにとって、電気は身近なものであり、当然のように“使える”もの。スイッチをオンにすれば一瞬で灯りはともる。

それがいつもの生活。
ほんの数時間の停電や断水さえも、「なんて不便なんだ」と感じる人も多いでしょう。

もし、数年後、数十年後、電気が不足して、あなたも「サバイバル」な生活を余儀なくされたら…?そう思うと、すべてのライフラインが整い、なに不自由なく生活している今、この瞬間がどれだけ幸せなのかが実感できるのではないでしょうか。
自然災害が多い日本で暮らす私たちに、自然の大事さ、そして電気、ガス、水道、すべてのインフラのありがたさを教えてくれる作品です。

  • 映画のあらすじ●

東京に暮らす鈴木家。一家の大黒柱である父・鈴木義之は、朝、いつものように目覚し時計がなっていないことに気づく。そればかりか、冷蔵庫もテレビもスマホも家中の電気が使えない。単なる一時的な停電だと思い、会社へ向かおうとするが、電車も動いていない。ホームには苛立つ人々で溢れていた。なんとか徒歩で会社に向かうもビルの自動ドアが開かない。そしてパソコンも使えない。すぐに復旧するものだと思っていたが、1週間経っても状況は変わらなかった。そのうち水も食料もつき、生命の危機を感じた鈴木一家は、自転車で東京から鹿児島へ向かう。そこで待ち受けていた生活とはー?

 

地元のカフェで大人クリスマス

古事記 国譲り編

日本人には自然の木や石、水、あらゆるものに神様が宿るという考えがあります。
そして目の前の現象だけに振り回されず、自分の良心に従い真心を尽くす生き方が自然に受け継がれています。
祖先から受け継いだ宗教を超えた「おてんとうさまがみているよ」という子供でも分かる教え、それは『古事記』の神々から学んだものでした。
日本で一番古く、国家が編纂した公的な歴史書を個人の表現でお伝えしています。
至らない点はどうかご容赦の程、宜しくお願い致します。

古事記 国譲り編

〈むすびのチカラ〉

「次はどの手でいく?」
なにやっても成功しないもんだからアマテラスの声はだんだんと切羽詰まってきたわ。
オモイカネの神と八百万の神々は今度は慎重に相談して「もう武力作戦でいくしかありません。」
「武力戦なので天の安の河上の岩屋にいる剣の神のイツノオハハリが適任です。もしくは息子の建御雷神(タケミカズチノカミ)がいいでしょう」って今度は強気な作戦にでたわけよ。||||||||||凹[◎凸◎;]凹||||||||||ギョエッ!!
だけどイツノオハハリは天の安川の水をせき止めるお仕事の真っ最中でとても行ける状態でなかったもんだから、その息子の建御雷が行くことになったのね。
建御雷はアマテラスから授かった空を自由に飛べる「天の鳥船」に乗って中つ国に向かったの。
この「天の鳥船」ってね、ほら、あのイザナギとイザナミが神を産みまくった時に生まれた船の神のことよ。

建御雷が降り立ったのがご存じ稲佐の浜で 超々有名な「国譲り」の場面になっていくわけなんだけどこれからがきじこの悩むところなの。

そもそも古事記って読み取り方次第なのね 八岐大蛇だって
・毎年乙女を食べにくるキングギドラ級の怪獣
・荒れ狂う斐伊川が荒ぶる神の象徴
・出雲国と中央政府との派遣争い
とか、いろいろ解釈があるわけで

この度の国譲り神話ときたら高天原の神様が現世をもっとよくするために使いをよこしてきて大国主命は(わりと)すんなりと国を渡しましたって平和的にお話がすすんでいくんだけれど、ホントにそうかしら?

其のころの出雲の国って巨大な勢力を持っていて一説によると東北あたりまでその力を伸ばしていたとか・・・で、高天原軍(大和族)が攻撃を仕掛けてきて結果、負けた大国主が出雲の国を譲ることになった。(出雲の国が大和に支配されるようになった)
勝者となった高天原軍からすれば国譲りは善であって『出雲勢力とのあいだに流血は無く話し合いでまとまった』という都合の良い結果にむりやりまとめたってことも有りじゃない?ヾ(▼ヘ▼;)オイコラ!

あとは、そもそもこの国はイザナギイザナミの国産みからあるものだから持ち主は高天原だってこと。
会社で言ったら親会社と支店みたいなもので、大国主は支店長なら社長命令で上司や大株主たちがやってきたら、何言われたって席を譲るしかないか。(´°ω°)チーン…

あと、出雲大社を建てたのは大国主命の怨霊を封じ込めるためだとか、しめ縄が反対向いているのも大国主の怨念を出さないためのおまじないだとかも言われているわよね・・・

だけど大国主命はなんでこんなに愛されているのかなぁ
今では男女の縁結びで有名な出雲大社だけれど、
大国主の勢力が巨大だったころ、
全国の神様たちが大国主に逢いに来ていたのね。
大国主に逢っていろいろお話聞いたり
悩み相談しているうちに、
辛いと思っていたことも
成長のための試練だって気づけたり
心がけが変わると
なんかいい感じになるもんだから
そんなこんなで
「出雲に行くと人生(神生)に いいことあるらしい評判」
ってのが広がってその結果、
縁結びの神様ってことになったんじゃないかな?
(あくまでもきじこの持論)

あと、ご縁とか結びの概念は日本人特有って知ってた?
「ご縁」って「いただきます」とか「おかげ様」と同じように英訳できないんだって。
私たちの暮らしは目には見えない結びのチカラのおかげで成り立っているって感覚、諸外国には無いっていうのが逆に不思議なんだけど・・・

人と人との出逢いも、分子や原子の結合も
重力だって「THE結びのチカラ」でしょ♡
この身体も地球という存在も結びのチカラが無くなれば存在できないんじゃない?

そんなことを考えていると
おぉ!ご縁(結びのチカラ)をお祀りする
出雲大社ってすごくない?って
改めて感激したきじこなのでした。
来年の2月号からは目からうろこの国譲りの本編に
ぐさりと行くから楽しみにしていてね。

きじこでした~(⌒∇⌒)ノ””マタネー!!

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