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トライブリッド蓄電池システムとは

ブログ2023/09/30掲載
ニチコン トライブリッド

トライブリッド蓄電池システムとは

 

 

ハイブリッド型蓄電と単機能型蓄電池についてはもう1種類の家庭用蓄電池があるのでご紹介します。

家庭用蓄電池の導入を検討されている方の中には、電気自動車も連携して使用したいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このようなニーズをかなえるためにできたのがトライブリッド蓄電システムです。

太陽光発電システム、家庭用蓄電池、EV車(電気自動車)に用いるパワーコンディショナーを1台に集約し、変換ロスが少ないのが特徴的と言えます。

 

 

 

トライブリッド発電システムのメリット

長時間の停電に対応できる

家庭用蓄電池があれば停電時にも貯めておいた電気を使用できますが、トライブリッド発電システムを導入した場合これに加えて大容量である電気自動車の車載電池も活用できるため、長時間の停電にも対応することが出来ます。

貯めておいた電気を使い切ってしまっても、太陽光発電システムで発電した電気をまた蓄電すれば使用できるため、非常時にも安心なシステムと言えるでしょう。

 

 

 

電気自動車の電気代を節約できること

電気自動車は通常家庭用電源から充電するか、太陽光発電システムで発電した電気を充電します。

このためガソリン代よりは安くとも電気代がかかり、太陽光発電システムも夜間は使用できないなどデメリットがありました。

しかし、トライブリッド発電システムを活用することで、昼間太陽光発電システムを用いて発電した電気を家庭用蓄電池に貯めておき夜間でも電気自動車に充電することが出来るようになるため、電気料金の節約につながります。

 

 

 

変換ロスが少ない

トライブリッド発電システムはパワーコンディショナーが1台で済むため、変換ロスを少なくすることができます。

このため太陽光発電システムで発電した電気を無駄なく使うことが出来る。

 

 

 

家庭用蓄電池の種類を選ぶ前に必ず確認する事

ハイブリッド型蓄電池、単機能型蓄電池、トライブリッド発電システムのそれぞれの良さを踏まえて、どの家庭用蓄電池を導入するかを考えてほしいのですが、種類を選ぶ前に必ず確認しておきたいことがあります。

それは設置条件です。

設置条件とは各メーカーが推奨する家庭用蓄電池の設置環境のことで条件の合わない場所に設置するとメーカーの想定する性能が正しく発揮できなかったり、機器の早期劣化や故障を招いたりといったリスクが発生します。

 

✅日本国内であること

✅北海道、離島を除く次世代エネルギー基準の地域区分Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴの地域であること

✅標高1,000メートル以下であること

✅作業スペースを含む設置スペースに余裕があること

 (設置時安全に人が作業できるスペースが必要)

✅熱源機器から離れていること

 (給湯器などの熱源機器からメーカー所定の離隔距離を取る必要がある)

✅積雪の影響が少ないこと

✅直射日光が当たらない場所であること

✅可燃性又は腐食性の蒸気やガス、粉塵が発生しない場所であること

✅本体装置に影響を与えるような磁束線が発生しない場所であること

 

この中で次世代エネルギー基準の地域区分とは国土交通省によって定められた省エネの評価基準のことで、日本をⅠ~Ⅷまでの地域に分けてそれぞれ別の規定の壁・天井の厚さ、断熱機能を求めるものです。

また塩害とは日本の沿岸部の地域で多く発生する、海の塩が原因によって受ける被害のことを言います。

直接波しぶきが当たる場所を「岩礁隣接地域」、海岸から0m~500mの地域を「重塩害地域」

海岸から500mから2kmの地域を「塩害地域」と呼びます。

メーカーの指定する条件の合わない場所に家庭用蓄電池を設置するとメーカーの保証対象外にある可能性があるため、設置前には販売店や施工店に依頼して必ず現地調査をしてもらうことが大切です。

 

 

 

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