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そらぷろ通信 2023/06

そらぷろ通信2023/06/1掲載
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もくじ

ご挨拶

代表取締役社長

皆さまこんにちは。

 

少し暑さを感じる頃となりましたがお変わりなくお過ごしでしょうか。

 

梅雨に入ると雨も多くスッキリしない空模様が続きますが、森に暮らす動植物をはじめとして自然界にとっては本当に大切な雨でもあります。

 

自然の恵みは我々人間だけのものではないので個人的に晴れだから良いとか、雨だから嫌だとか思うのはやめよう!・・・と小さく決意しました。

 

でもこの好き嫌いの視点は天気に限ったことではありませんよね。

 

何事においても良い側面と悪い側面があって、その善し悪しの判断は自分の価値観で決めています。

 

良い悪いは常に表裏一体でもあり、悪いと思われた出来事の中でも必ず良いことを見つけられる心構えがあれば、自分に起こる出来事に対しても常に前向きに考えられる気がします。

 

全ては受け手側の捉え方なんだろうなと天気から気づかされたので、目の前の出来事に対して「良い・悪い」を決めつけない意識を持ちたいと思います。

 

それは言うほど簡単では無いかとは思いますが、意識していくことによって少しづつでも世界観が広がればそれはそれで素敵なことですよね。

 

天気の話からいつの間にか個人的な決意表明みたいになってしまった6月のそらぷろご挨拶ですが、

 

今後も変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

6月の電気料金値上げについて

今月より中国電力の家庭向けなどの電気の規制料金が平均で26.11%値上がりします。

 

これによって平均的な家庭の電気料金がひと月6,053円から7,720円と1,667円の値上げとなります。

 

電気料金プランは大きく「規制料金」「自由料金」の2つに分けられており、この度の値上げは、規制料金に対するものに限られます。

 

一般家庭などに広く提供されている電気料金プランのうち規制料金に該当するプランは「従量電灯」です。

 

規制料金と自由料金の大きな違いは法的な制限が設けられているか否かという点です。

 

 

規制料金は、消費者保護の観点から料金の内容や燃料費調整額の上限が法的に定められているので改正の際には経済産業大臣の認可が必要となります。

 

自由料金は料金設定と燃料費調整額の上限設定に法的な制限が無いので、各電力会社の判断で料金改定ができます。

 

6月の異名

 

日本にはその月毎の季節を表す「異名」があります。

 

6月の代表は「水無月(みなづき)」です。

 

梅雨の時期に水が無い月というのは不思議に思いますが「無」は「~の」という使い方をするので水の月、水田に水を引く月という意味になります。

 

水無月の他にも

 

暑くなって涼しい風を待つ

 

「風待月」(かぜまちづき)

 

蝉の羽のような薄い衣をまとう

 

「蝉羽月」(せみのはづき)

 

また

 

「水 月」 すいげつ 

 

「水張月」 みずはりづき 

 

「常夏月」 とこなつづき 

 

「炎 陽」 えんよう 

 

「弥涼暮月」いすずくれづき 

 

「涼暮月」 すずくれづき  

 

などがあります。異名からかつての人々の生活や情感が感じられますね。

梅雨の季節はイワシの煮つけとホットコーヒー

梅雨の時期には、湿度が高くなり、気温が低い日が続くため、体がだるくなったりします。

体調を崩しがちな梅雨の季節におすすめの食事をご紹介します。

 

「入梅いわしの梅煮

梅雨のこの時期には大量の雨が降りますが、山に降った雨は土地の豊かな栄養分を含んで海へ流れ込みます。

その大地の栄養をもとに増えたプランクトンをたっぷり食べて育ったイワシは漁師さんの間では「梅雨の水を飲んだ」魚として「入梅イワシ」と呼ばれています。

 

「入梅イワシ」は産卵を控えて身が白っぽく見えるほどに脂がのっているので、お刺身でも煮つけでも、一年中で一番美味しくいただけるのがこの時期です。

 

イワシ料理と言えば、「梅煮」や梅肉や大葉をはさんで揚げた、「梅しそ揚げ」などなにかと「梅」と縁があります。

 

梅雨の時期は寒暖差も激しく体調を崩しがちですが梅の酸味のなかに含まれるクエン酸は、胃腸の働きを良くしたり、体内の疲労物質を排出する効果があると言われています。

 

また、イワシには、よく知られた脳の活性化を促すDHAや、血中コレステロール値を下げるEPAといった必須脂肪酸のほか、カルシウムの吸収を高めてくれるビタミンDなども多く含まれています。

 

美味しい旬でもあり栄養面でも体調を整えてくれる「イワシの梅煮」は一押しのメニューです。

気温差が大きいこの時期の冷え対策として生姜もたっぷりで是非どうぞ。

 

 

 

 

イワシはちょっと・・・の方への 別メニュー

気温差が大きい梅雨には身体の冷えは特に気を付けなければなりません。 冷え対策には血行を良くする長ネギ、しょうが、玉ねぎ、にんにくが最適です。

 

これらの野菜をたっぷり摂れる「生姜入りのカレー」と「長ネギの味噌汁」というコンビは最強です。

 

 

 

 

雨の日の午後はホットコーヒーで

コーヒーに含まれるカフェインは脳の血管を収縮する働きがあるので、梅雨の低気圧で膨張した血管をもとに戻してくれたり

カフェインの利尿作用によって余分な水分が体内から排出されるのでむくみが解消し片頭痛を収める効果が期待できます。

 

身体を冷やさないように、なるべくホットでお召し上がりくださいね。

 

 

 

古事記

日本人には自然の木や石、水、あらゆるものに神様が宿るという考えがあります。

 

そして目の前の現象だけに振り回されず、自分の良心に従い真心を尽くす生き方が自然に受け継がれています。

 

祖先から受け継いだ宗教を超えた「おてんとうさまがみているよ」という子供でも分かる教え、それは『古事記』の神々から学んだものでした。

 

日本で一番古く、国家が編纂した公的な歴史書を個人の表現でお伝えしています。

 

至らない点はどうかご容赦の程、宜しくお願い致します。

 

《タイムスリップする その前に》

 

古事記ではここからいよいよ初代天皇となられる神武天皇のお話の始まり始まり―なんだけど、舞台がガラリと変わるその前に・・・

 

チョッとだけ古事記が日本人に残した宝物についてお話させてくださいね。

 

 

古事記は「こじき」と読むんだけど、

 

古事記を解読した

 

本居宣長は

 

「ふることふみ」

 

と呼んでいたの。

 

つまり、

 

『古い昔から日本人は

 

こんな風に考えていて、

 

こんな精神性をもっていたのですよ』

 

ということを書き記したものが古事記なのね。

 

 

一番初めの「天地開闢てんちかいびゃく」にあるとおり

 

なぜだか私たちのご先祖様は

 

宇宙の始まりも、地球が廻っていることも、

 

地球を存在させている大宇宙があることも

 

全部知っていたの。

 

 

古事記は1300年以上前に編纂されたんだけど

 

登場する神様たちは

 

失敗をしたり、恥をかいたり、奥さんにめちゃ叱られたり、人間以上に人間的なんだけど

 

そうやって身体を張って私たちに日本人としての精神性や大和魂を教えてくれているの。

 

 

八百万の神様と繋がっているという代表例が

 

「おてんとうさまが見ているよ」という本当に子供でも理解できる教えよね。

 

この、誰も見ていなくても、誰からも認められなくても「自分の良心に従い真心で生きる」

 

という在りかたは日本人の誇りだし、失くしちゃいけないし、これからの時代はもっと貴重で大切になっていくんじゃないかなと

 

きじこは思うのです。

 

 

日本の心の奥に当たり前にある「お陰様」もそうだと思うの。

 

海外の人から見たら特別お世話になっていない人に

 

「お陰様」ってどういうこと???

 

ってなるらしいんだけど、

 

私たちは知っているわよね。

 

 

自然のお働きが無いと一瞬も生きていられないこと。

 

人は自然に生かされていて自然を支配する者ではないということ。

 

飢饉で食べるものが全然なかったり、うっかり毒のあるものを食べてしまって命を落としたり、赤ちゃんを産むこと自体が命がけだったり、病気や怪我をしても薬が無くて治せなかったり、そんな死と向い合わせの時代がずっと続いてきたこと。

 

その今にも切れそうな命のバトンを必死でつないだ祖先がいなければ自分は産まれていないし

 

この瞬間も地球上の全ての命を底辺から支え続ける微生物の働きや、目には見えないけれど沢山の奇跡の中で自分が生かされているということ。

 

このすべてに対しての私たちの感謝の言葉が「お陰様」なのよね♡

 

 

東日本大震災で被災された東北の方々の行動が世界中の人々を驚かせたわよね。

 

瓦礫の中から救い出される際に救助隊員に「不便」をかけたと謝ったおばあちゃん。

 

ヘリコプターによる配給に必要最小限の物だけ受け取って、自分たちよりもっと困っている人のところへ持って行ってくれと言った初老の男性。

 

不安と空腹にもかかわらず食料配給の長い列に整然と並んだ人たち。

 

この高い精神性こそ長い歴史を通して日本人の遺伝子にしっかりと残された宝物だってきじこは思うのです。

 

 

さあさあ次回から約2,700年前の時代にタイムスリップしちゃうから楽しみにしていてね。

 

 

きじこでした~ (⌒∇⌒)ノ””マタネー!!

親父の小言

「地震・雷・火事・親父」ご存じのとおり恐ろしいもの、抗えないものを列挙したもので、恐れられている順にあげられています。命を落とすほどの脅威を感じる災害に肩を並べている「親父」ですが、ひと昔前は父の権力が非常に強く、父親に逆らうなど到底不可能だったので、災害に並ぶ恐ろしさの象徴として「親父」が使われるようになったそうです。

今では親と子が平等になり、亭主関白が死語となり、かみなり親父は昔話となりました。

子供を叱る親は少なくなったのかもしれませんが、居酒屋やお土産屋さんで見かけたりする「親父の小言」、少々耳が痛いところもありますが、暮らしの中で忘れていた大切なことを教えてもらえる気がします。

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